土木の日2019一般公開

開催レポート

 

  
 国総研(旭庁舎)では、11月23日(土)に「土木の日2019一般公開」を(国研)土木研究所と共同で実施しました。本イベントは、11月18日の「土木の日」にちなんで毎年開催しており、土木事業や研究所の仕事を理解して頂くことを目的としています。
 当日は生憎の天気でしたが、雨脚が多少遠のいた午後には来場頂いた方が増え、
766名となりました。
 当日の様子をご紹介します。

◇実験場の見学

 6つの見学コースを設けました。

【高速走行でカーブを曲がれ!】ー試験走路ー 

 試験走路をバスで2周走行し、実験施設の紹介を通して道路に関する知識を身につけてもらいました。

【津波(つなみ)の強さをみてみよう!】−海洋沿岸実験施設−

 堤防の模型に実験装置で発生させた津波をあてる様子を観察してもらい、津波への理解を深めてもらいました。

【土石流と流木の様子を実験で見よう!−機械施工屋内実験施設−

 流木と一緒に流れる土石流から土砂・流木を捕捉(捕まえる)する実験を行い、土石流の危険性を実感してもらいました。

【無人ショベルカーを動かせ!】−建設機械屋外実験施設−

 
無人ショベルカーを操作して、風船を割る体験をしてもらいました。

【無人で走るトラックを観察しよう!】−舗装走行実験場−

 無人荷重車の自動運転の見学や、荷重車の重さを実感してもらうため、綱引きを行いました

【ダムを知ろう!】−水理実験施設−

 ダムの働きについて説明した後、実際にダムから水が放流される様子を見学し、ダムの仕組みを学んでもらいました。


土木体験教室

 国総研ロビーに6つの体験教室を行いました。
 
【土木を測ろう】

 トータルステーション(測量機器の一つ)の操作体験や、ドローンの展示を行い、巨大な構造物の測り方を学んでもらいました

【水がきれいになる仕組みを体験!】

 下水道管のテレビカメラ調査体験や下水道カルタゲーム等を通して、下水の浄化の流れを学んでもらいました。

いろいろな土・砂・岩】

 色々な岩を直に手に触れてもらい、土の特性を再現した実験を見てもらいました。


コンクリートを作ろう!】


 身近に使用されているコンクリートの紹介をし、コンクリート構造物の仕組みを学んでもらいました。

【トンネルの強さを知ろう!】

 
トンネルに関するペーパークラフト工作を行い、より強度の高いトンネルの仕組みを学んでもらいました。

水になって旅をしよう!】

 
サイコロを用いたゲームに参加することで、水循環に対する理解を深めてもらいました。



◇ボール紙で作る橋コンテスト

  「ボール紙で作る橋コンテスト」は、皆さまに支えられ今年(令和元年)で26回目となりました。
 一般公開当日は、
優秀作品の表彰式に加え、昨年に引き続き全応募作品の展示、来場者による「土木の日2019賞」の投票を行いました。

 本コンテストの開催報告は、こちらのページに掲載しております。是非ご覧ください!


◇音楽イベント

 つくばを拠点に活動するエレクトーンパフォーマー「ぺあるど(雅&響)」によるエレクトーン演奏、職員有志によるバンド演奏が、 土木の日一般公開を大いに盛り上げてくれました。



 最後になりましたが、冷たい雨の中「土木の日一般公開2019」にご来場頂いた皆さま、開催にあたりご協力頂いた皆さまに、本紙面をお借りしまして深く御礼申し上げます。ありがとうございました。