土木の日2023一般公開
〜開催レポート 〜
国総研(旭庁舎)では、11月18日(土)に「土木の日2023一般公開」を(国研)土木研究所と共同で実施しました。本イベントは、11月18日の「土木の日」にちなんで毎年開催しており、土木事業や研究所の仕事を理解して頂くことを目的としています。
今年度は国総研の役割や活動をより広く理解いただくために、旭庁舎の全研究室が施設見学、体験教室、パネル・動画展示棟を通じて研究活動を紹介しました。
また、関東大震災から100年の節目の年に関連して、地震に関する研究紹介パネルの設置等を行いました。
当日は朝から晴天で絶好の見学日和のなか、その後大きく天気が崩れることも無く、過去最多の1,535名にご来場いただきました。
当日の様子をご紹介します。
◇施設見学
10種類の実験施設見学を行いました。
【高速走行でカーブを曲がれ!】ー試験走路ー
試験走路を走行し、実験施設の紹介を通して道路に関する知識を身につけてもらいました。2周目は高速走行を体験してもらいました。
【無人ショベルカーを動かせ!】−建設DX実験フィールド−
無人ショベルカーを遠隔で操作する体験をしてもらいました。
【無人で走るトラックを観察しよう】−舗装走行実験場−
実大トンネル施設の中を歩いて、明るさの違いを体験してもらいました。
【トンネルの明るさってどれくらい?】−実大トンネル実験施設−
無人ショベルカーを遠隔で操作する体験をしてもらいました。
【地震に強い道路をつくろう】−道路基盤構造実験施設−
地震がおきても段差が出来ない道路をつくる工夫を学んでもらいました。
【橋の健康診断をしてみよう】−臨床研究用撤去部材保管施設−
実際の道具を用いて、橋の検査を体験してもらいました。
【ド迫力!ダム緊急放流中!!】−ダム水理実験施設−
ダムの模型で役割と構造を学んでもらいました。放流の様子も見てもらいました。
国総研ロビーにて5種類の体験教室を行いました。
【下水道の点検調査を知ろう!】−下水道管路模擬施設−
今年度初めて公開した実験施設です。地上に再現した下水道施設を見ながら下水道の役割や点検調査を知ってもらいました。
【地震のゆれはどうやって測る?】−強震観測施設−
実際の観測施設を見てもらい、地震のゆれの測り方や観測技術が何に使われているかを知ってもらいました。
【地面の中を調べてみよう!】−機械施工屋内実験施設−
機械を使って、土にはどんな種類があるかを調べてもらいました。
◇体験教室
【土木の計測方法を知ろう】
ドローンの展示などを行い、大きな構造物の測り方などを体験してもらいました。
模型を使って土石流の被害や土石流の被害を防ぐ方法について学んでもらいました。
【トンネルの強さを知ろう】
紙工作などを行い、トンネルの強さのひみつについて学んでもらいました。
【コンクリートをつくろう】 【水がきれいになる仕組みを知ろう】
【イチ推し研究シアターブース】 【パネル展示ブース】
【働く自動車展示】 【職員サークル「土鼓ゐ」による演奏】 【子供と触れ合うぞうさんの様子】 ◇ボール紙で作る橋コンテスト 「ボール紙で作る橋コンテスト」は、皆さまに支えられ今年(令和5年)で30回目となりました。
実際にコンクリートを練り混ぜて作る体験をしてもらいました。
実験をとおして水がきれいになる仕組みを体験してもらいました。
◇展示物
(イチ推し研究紹介パネル、関東大震災100年関連研究紹介パネル)
【第30回ボール紙で作る橋コンテスト全応募作品展示(457作品)】
関東地方整備局下館官事務所の協力により排水ポンプ車と照明車を展示しました。
一般公開当日は、優秀作品の表彰式を行いました。
本コンテストの開催報告は、こちらのページに掲載しております。是非ご覧ください!
最後になりましたが、「土木の日2023一般公開」にご来場頂いた皆さまに、深く御礼申し上げます。ありがとうございました。