国総研スタディーツアー(自治体関係者向け)

1.国総研スタディーツアーの概要

  国総研は、インフラ分野における唯一の国の研究機関として、 数多くの実験施設の見学を受け入れております。 「防災・減災」「交通安全」「インフラ維持管理」「地場建設業のDX」について、各専門家から課題解決に資する最先端の情報を得られます。
  2時間コースと半日コースがあり、それぞれ見学可能な実験施設に違いがございますので、チラシをご確認いただき、お気軽にご連絡ください。
スタディーツアー_チラシ

モデル見学コース

2.国総研スタディーツアーで見学できる実験施設

1.河川模型実験施設  
屋外にある広さ15haの広大な施設で、敷地内には最大で15の河川模型を設置することができます。
洪水対策の検討や河川整備計画の検討など、水害の防災・減災のために整備されている実験施設です。
2.大規模堤防模型実験施設  
実物に近いスケールの模型を用いて、堤防等の河川構造物に作用する外力とそれらの破壊機構を検討することができます。
条件を変えながら合理的な河川構造物の設計法について検討しています。
3.可変勾配水路  
様々な条件における勾配の変化に伴う影響を分析することを目的として整備された実験施設です。
複数箇所で勾配を変化させ、土砂災害の防災・減災のための実験に取り組んでいます。
4.試験走路  
延長6,152mの実験施設です。
道路の走行性、安全性、環境保全等に関する実験を行っており、道路構造令をはじめとする道路関連の技術基準に反映しています。
5.実大トンネル  
延長700m、断面積45.5uの世界的にも類を見ない規模の実大トンネル模型です。
道路トンネルの換気・照明・防災、維持管理手法に関する実験を行っています。
6.橋梁撤去部材保管施設  
全国で実際に使われていた橋の一部を保管している施設です。
道路橋の維持管理基準の検討、設計や施工の技術基準の検討のための研究などに活用しています。
7.下水道管路模擬施設  
下水道管路内に発生する様々な異常を人工的に再現した実物大の管路模型です。
統一された条件のもと、下水道の実現場で実験するよりも安全かつ効率的に管路内調査機器の性能を確認することができます。
8.建設DX実験フィールド  
インフラ分野のDXの取組みを推進することを目的とした研究施設です。
3次元計測技術の測定精度の確認や適用性の評価等を行うことができます。

3.国総研スタディーツアーの申込方法

申込書をメールにてご送付ください。

4.国総研スタディーツアー参加団体


   

5.問い合わせ先

国総研企画課 施設見学担当
TEL :029-864-2674
アドレス:nil-kikaku-studytour@gxb.mlit.go.jp