研究成果概要


国総研プロジェクト研究報告 第 10 号

【資 料 名】 社会資本整備における住民とのコミュニケーションに関するガイドブック

【概   要】 社会資本整備は,近年の厳しい財政状況,少子高齢化の進展や国民意識の多様化を背景に,より効率的で透明性の高い執行が求められており,国民とのコミュニケーションを図りながら結果及びプロセスの満足度を高めることが求められています。これまでも現場における課題を解決すべく合意形成に関する研究や事例整理が行われているものの,事業を取り巻く背景や地域特性などの違いにより現場毎で合意形成に対する取り組み方も異なっています。 このため,事業分野横断的に共通した合意形成の基本的な進め方や各現場担当者が経験として蓄積している有益な知識や技術を,現場担当者が学習し共有できるようなシステムを構築し現場支援することは重要であると考えられます。 本研究は,住民等との合意形成に携わる担当者が,事業特性や地域特性に応じた最適な住民参加プロセスを他の担当者と検討し,その実践を省察することによって,継続的によりよい計画検討ができることを支援するツールとして知識共有システムを構築するものです。また,本ガイドブックはその研究成果の一部である,現場担当者が最低限必要である知識や技術,各現場担当者が経験として蓄積している実践に資する知見を紹介するもので,現場担当者に利活用していただくことによって住民参加,合意形成の実践を支援するものです。

【プロジェクトリーダー】 建設マネジメント研究官



表 紙 106KB
中 扉 112KB
はじめに 119KB
目 次 133KB
序 章 164KB
第2章 心構え・予備知識 543KB
第3章 コミュニケーションの進め方(プロセス設計) 545KB
第4章 コミュニケーション手法 617KB
第5章 実践に資するノウハウ 448KB
第6章 よくある質問と回答 536KB
第7章 事例 15,474KB
第8章 用語集 246KB
参考文献 168KB
【付属資料】
付属資料−1 プロジェクト研究 333KB
付属資料−2 合意形成に関する知識共有システム 223KB
付属資料−3 住民参加に関する制度の現状 171KB
奥 付 55KB

全 文 17,344KB