研究成果概要


国総研プロジェクト研究報告 第 18 号

【資 料 名】 公共事業の総合コスト縮減効果評価・管理手法の開発

【概   要】  わが国では,公共事業の実施にあたって,「公共工事コスト縮減対策に関する新行動指針」に基づき,工事コスト以外に,環境への影響軽減など社会的コストを含めた総合的なコスト縮減の取り組みを実施している.しかし,現時点では社会的コストの貨幣価値の原単位が極めて少ない状況にあり,また新たな原単位を一般的な計測手法で作成することは技術的専門性を要しきわめて非効率となるため,社会的コスト縮減効果の評価は困難な状況にある.このような背景のもと,本研究では公共事業での社会的コスト縮減効果の評価を可能とする容易ならしめるために,便益移転に活用できる社会的コストデータベースを構築するとともに,新たな原単位作成のための効率的で簡便な手法としてAHP(Analytic Hierarchy Process:断層分析法)を活用した原単位作成手法を検討し,試行により利便性や課題を分析した.

【プロジェクトリーダー】 総合技術政策研究センター 建設システム課



表 紙 45KB
中 扉 103KB
はじめに 97KB
目 次 129KB
序 章 研究の概要 499KB
第1章 研究課題 405KB
第2章 社会的コストのデータベース構築 337KB
第3章 AHPを活用した原単位作成手法 313KB
第4章 社会的コストデータベースを活用した原単位作成《試行@ 347KB
第5章 計測事例を活用したAHP手法《試行A 363KB
第6章 CVMとの併用によるAHP手法《試行Bー1 537KB
第7章 CVMとの併用によるAHP手法《試行B-2 1,371KB
第8章 AHPを活用した原単位作成手法(2種類)の試行結果検証 154KB
第9章 社会的コストの原単位作成手法の評価・課題 167KB
参考資料 249KB
参考文献一覧 107KB
社会的コストデータベース 438KB
社会的コストデータベース引用文献一覧 192KB
奥 付 70KB

全 文 4,518KB