研究成果概要


国総研資料 第 43 号

【資 料 名】 水と国土形成史

【概   要】 歴史的に見て,わが国における水や河川に係わる社会資本の整備は,水田開発・農地開発,舟運,治水,大都市形成のための社会基盤等の多岐にわたる目的を達成し,各時代において,人口増加,都市の形成,経済活動の発達等をもたらした.
また,これらの社会資本は,時代を超えて,各時代の社会システムと密接に関連しながら,時にはその事業目的を変えて長く活用されている.
厳しい自然条件の日本では,人口の1/2,資産の3/4 が河川氾濫区域に集中しており,長期にわたって活用され続ける水や河川に係わる社会資本を,今後も整備し続けていくことが重要である.

【担当研究室】 建設経済研究室

【執 筆 者】 藤井友竝,中島威夫,吉本俊裕,金子正洋



表  紙 269KB
中  扉 273KB
目  次 274KB
本  文 14,302KB
  1. 水と国土形成史の研究について
  2. 江戸時代における水と国土形成史
  3. 明治時代における水と国土形成史
  4. 社会資本整備の事業目的と現在の意義
  5. まとめ
参考文献 272KB
奥  付 269KB


全  文 14,313KB