研究成果概要


国総研資料 第 44 号

【資 料 名】 港湾施設の維持補修・更新費の将来推計に関する研究

【概   要】  わが国の港湾施設の多くは戦後から高度経済成長期に形成されたため,今後,それらの施設に対する維持補修,更新に関する費用が急激に増大することが想定される.一方で,今後のわが国の経済社会動向を考えた場合に,今までのような公共事業費の増加は難しく,状況によっては減少することも考えられる.
 このため,本研究では既往の分析結果を踏まえたうえで,様々なケースについて港湾施設全体に関する維持補修・更新費の将来推計を行った.その結果,港湾整備事業費の総額に対する維持補修・更新費の比率は2015年度では17〜25%,2025年度では22〜38%になると推計された.

【担当研究室】 港湾計画研究室

【執 筆 者】 高橋宏直,舟橋香,横田弘



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