【資 料 名】 |
道路橋の鋼製橋脚隅角部構造に関する資料 |
【概 要】 | 道路橋の鋼製橋脚の梁と柱が交差する隅角部は,構造上狭い箇所に部材が交錯し,溶接線の始終端が集中する箇所でもあるため,維持管理上の問題を生じやすい部位のひとつである。そのため,鋼製橋脚隅角部では,高度な政策技術と慎重な施工品質管理が要求される他,既存の損傷事例等をふまえて,適切な板組構造(鋼板の組み方,以下,「板組構造」という)や溶接方法を採用し,疲労耐久性を確保する必要がある。
本資料は,国土交通省の管理している一般国道(以下,「直轄国道」という)の鋼製橋脚隅角部について,平成14年度に実施した点検結果に基づいて,橋脚の構造形式,板組構造条件と損傷の状況に関する調査・分析の結果をとりまとめたものである。 |
【執 筆 者】 |
玉越隆史,中洲啓太,石尾真理,水津紀陽,中谷昌一 |
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