研究成果概要


国総研資料 第 229 号

【資 料 名】 道路橋の鋼製橋脚隅角部構造に関する資料

【概   要】  道路橋の鋼製橋脚の梁と柱が交差する隅角部は,構造上狭い箇所に部材が交錯し,溶接線の始終端が集中する箇所でもあるため,維持管理上の問題を生じやすい部位のひとつである。そのため,鋼製橋脚隅角部では,高度な政策技術と慎重な施工品質管理が要求される他,既存の損傷事例等をふまえて,適切な板組構造(鋼板の組み方,以下,「板組構造」という)や溶接方法を採用し,疲労耐久性を確保する必要がある。
 本資料は,国土交通省の管理している一般国道(以下,「直轄国道」という)の鋼製橋脚隅角部について,平成14年度に実施した点検結果に基づいて,橋脚の構造形式,板組構造条件と損傷の状況に関する調査・分析の結果をとりまとめたものである。 

【担当研究室】 橋梁研究室

【執 筆 者】 玉越隆史,中洲啓太,石尾真理,水津紀陽,中谷昌一



表 紙 24KB
中 扉 65KB
はじめに 33KB
目 次 108KB
1.隅角部を有する鋼製橋脚の点検結果 40KB
2.分析概要 728KB
3.分析に用いた板組構造 1,565KB
4.代表的損傷事例 628KB
5.橋脚の断面形状等基本条件と損傷の関係 890KB
6.板組構造と損傷の関係 2,667KB
7.橋脚の構造形式と損傷の関係 4,952KB
8.隅角部形状パラメータと損傷の関係 543KB
9.参考資料 2,751KB
10.参考文献 22KB
奥 付 15KB

全 文 15,056KB