研究成果概要


国総研資料 第 503 号

【資 料 名】 重点サンプリング法を用いたモンテカルロシミュレーションによる防波堤の累積滑動量に対する破壊確率評価の効率化に関する研究

【概   要】 本研究では,モンテカルロシミュレーションによる防波堤の設計供用期間の累積滑動量に関する破壊確率評価に関して,効率化の手法を検討する.対象とする問題は,設計供用期間の累積滑動量が破壊判定の対象になるという点に大きな特色がある.波の繰り返し作用を考慮した破壊確率の判定が必要となるため,重点サンプリング法などの効率化の方法の適用に当たっては工夫が必要となる.提案する手法は,1年の波浪作用による滑動量の確率分布関数を重点サンプリング法を用いて求め,これを設計供用期間の累積量評価に用いるもので,これにより計算効率を高めた.

【担当研究室】 港湾施設研究室

【執 筆 者】 長尾 毅



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中  扉 127KB
目  次 40KB
本  文 859KB
奥  付 52KB


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