研究成果概要


国総研資料 第 590 号

【資 料 名】 国際海上コンテナ貨物の背後流動距離に関する分析

【概   要】 成果主義行政の進展や,効率的で効果的な社会資本整備への要請などを背景に,国際物流に関わる輸送コストの削減などの定量的な評価や,費用便益分析による投資の効率性の評価などが必要となっている.また,地球温暖化対策として,鉄道や内航海運などを利用するモーダルシフトの推進が求められているほか,より環境に優しい輸送を行うエコ物流の導入を進める企業も増えている.このような背景を受けて,輸送機関別の輸送の動向分析,輸送コストやCO2 排出量の算定などを行う際に必要となる貨物の輸送距離分析が非常に重要となっている.よって本分析は,今後とも増大が見込まれ,バルク系の貨物に比べて国内の流動範囲も広範囲にわたる国際海上コンテナ貨物について,平成20 年11 月に実施された全国輸出入コンテナ貨物流動調査などをもとに,輸送コストの削減や,モーダルシフトの進展などを検討する際の基礎となる貨物の平均流動距離,輸送トンキロ,環境負荷など,背後流動距離に関わる分析を行うものである.

【担当研究室】 港湾システム研究室

【執 筆 者】 鈴木 恒平,渡部 富博



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中 扉 221KB
目 次 216KB
本 文 753KB
奥 付 129KB


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