研究成果概要


国総研資料 第 595 号

【資 料 名】 みんなで取り組むヒートアイランド対策
〜各種対策による効果の実例〜

【概   要】 ヒートアイランド現象は,原因者が多岐にわたり,因果関係が複雑に絡み合っているため,個別課題への対応のみでは克服が困難であり,幅広い連携により地域や社会全体として取り組んでいくことが必要である.本資料は,市民・企業・行政が一体となった「社会一体型施策」という考え方のもとに展開された各種ヒートアイランド対策(屋上緑化,屋上への高反射率塗料の塗布,窓ガラスの遮熱・断熱化,ドライ型ミストの実施,ベランダへの保水性タイルの敷設など)の効果について,大阪と北九州における取り組みをケーススタディとして報告するものである.また,取り組み経緯(合意形成プロセス)の整理・分析を踏まえ,「社会一体型施策」の推進に向けた効果的な協力要請手法をとりまとめた.

【担当研究室】 道路環境研究室

【執 筆 者】 曽根 真理,井上 隆司,山本 裕一郎,並河 良治,下田 潤一



表 紙 296KB
中 扉 152KB
目 次 433KB
本研究の目的・本資料の構成 1,228KB
1. ヒートアイランド現象の実態 1,155KB
2. ヒートアイランド対策の全体像と対策への人々の認識 548KB
3. ヒートアイランド対策に必要な基本的考え方 683KB
4. 各種ヒートアイランド対策による効果
  4-1.実施した取り組みとその効果の概要 799KB
  4-2.ケーススタディ対象地区 467KB
  4-3.大阪市西区モデル地区でのケーススタディ 5,183KB
  4-4.北九州市小倉北区モデル地区でのケーススタディ 6,392KB
5. 効果的なヒートアイランド対策の推進方策 965KB
6. ヒートアイランド対策の協力要請手法に関する意見交換会 389KB
あとがき 317KB
奥 付 110KB


全 文 12,444KB