研究成果概要


国総研資料 第 609 号

【資 料 名】 道路橋の技術評価手法に関する研究
−新技術評価のガイドライン(案)−

【概   要】 現行道路橋示方書は,要求性能さえ満足されるならば自由な設計を可能としている一方,標準解によらない場合には,それによって影響を受ける様々な項目について所定の要求性能が満足されることを検証しなければならないという体系となっている.近年,工費や工期が縮減できる合理的な新技術の採用を検討する場合が増加しつつあるものの,それら新技術に対する統一的な性能評価手法は確立されておらず,検証毎にそのレベルが異なるなど新技術の妥当性の判断基準に幅が生じ,実現する橋の性能に大きな乖離が生じる可能性がある.
本ガイドラインは,道路橋示方書に準じた道路橋の設計・施工を行う場合を適用条件とし,道路橋示方書の記述を単純に解釈するだけでは道路橋示方書が求める要求性能への適合性が容易に判断できないような場合に対して,個別に性能検証を行う際の留意点や検証方法の構築に関する基本について普遍的にとりまとめたものである.

【担当研究室】 道路構造物管理研究室

【執 筆 者】 国土交通省 国土技術政策総合研究所,
(社)プレストレスト・コンクリート建設業協会,
(社)日本橋梁建設協会



表 紙 192KB
中 扉 343KB
目 次 187KB
本 文
総論 689KB
第 I 編 共通編 933KB
第 II 編 新技術評価事例編 10,328KB
第 III 編 評価マニュアルの作成例 30,230KB
奥 付 339KB


全 文 40,173KB