研究成果概要


国総研資料 第 620 号

【資 料 名】 PRC道路橋の性能照査に関する研究

【概   要】  計算上のひび割れ幅を許容しそれを制限することで耐久性と耐荷力を制御するPRC構造に対する既存の設計手法は,疲労や腐食に対する耐久性及びコンクリートの許容値などの設定により実現される耐荷力性能について,現行基準に規定のあるPC構造及びRC構造との関係が明確となっていない.本研究では,プレストレスが導入された実橋部材の調査による疲労損傷実態の把握と,供試体実験と解析による疲労損傷要因の分析により,PRC構造の性能照査において考慮すべき事項について検討するとともに,基準化に必要な知見の収集を行った.

【担当研究室】 道路構造物管理研究室

【執 筆 者】 国土技術政策総合研究所,(独)土木研究所,(社)プレストレスト・コンクリート建設業協会



表 紙 300KB
中 扉 302KB
参加機関 429KB
まえがき 477KB
目 次 423KB
本 文
第1章 研究概要 483KB
第2章 橋梁実態調査 7,896KB
第3章 PC橋とPRC橋の概略比較設計 1,279KB
第4章 PRC橋のパラメータ解析 975KB
第5章 疲労性状の現状 510KB
第6章 供試体実験とFEM解析による疲労損傷要因の分析 3,826KB
第7章 コンクリート部材の曲げひび割れ幅制御に関する検討 979KB
第8章 ひび割れ幅が鋼材腐食に与える影響 2,999KB
第9章 総括 491KB
参考資料 実験及び解析データ 6,272KB
奥 付 343KB


全 文 21,596KB