研究成果資料


国総研資料 第 799 号

【資 料 名】 AISを活用した北極海航路航行実態に関する詳細分析

【概   要】  近年の海氷面積の減少により,夏期における航行可能時期が拡大したことで,北極海航路の商業利用への期待が高まっている.しかし,北極海航路の航行においては航行安全の確保や速度低下が懸念される海氷中の航行が依然として不可避であるなど課題も多く,今後の商業的利用のためには,まず航行可能速度や航行ルート,砕氷船エスコート状況等の航行実態を把握することが不可欠であると考えられる.  以上の状況を踏まえ,本研究では,今後の北極海航路の利用可能性評価に寄与するため,AISから取得された船舶動静データを用いて,当該航路の航行実態を分析した.

【担当研究室】 港湾計画研究室

【執 筆 者】 谷本 剛,安部 智久



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