研究成果概要


国総研資料 第 819 号

【資 料 名】 次世代の協調ITS 開発に関する共同研究報告書

【概   要】  協調ITSは、路車間通信、車車間通信(車−インフラ−車間通信を含む)について通信方式やデータ形式などの整合を図り、両システムが連携、補完することで、様々なITS サービスアプリケーションを実現するものである。一方、欧米では、政府方針のもと、協調ITS に関する実証実験が活発に行われ、国際的に標準化が急速に進行しており、ITS 技術の国際展開においても協調システムの開発は重要である。本共同研究では、次世代の協調ITS について、アーキテクチャ、システム及び国内外普及展開ロードマップの検討を行っており、本資料は,これら協調ITSに係る共同研究の内容をとりまとめたものである。本共同研究の成果により、協調ITSの全体像が示され、協調ITSに関する関係者間での共通認識が図られたことから、今後、協調ITSの実現に向けた検討が加速することが期待される。協調ITSの実現により、安全性の向上や環境負荷の低減、道路管理の効率化等において多大な効果が期待できる。

【担当研究室】 高度道路交通システム研究室

【執 筆 者】 高度道路交通システム研究室



表 紙 236KB
中 扉 74KB
目 次 205KB
本 文 5,465KB
 1. はじめに
 2. 共同研究の枠組み
 3. 共同研究における協調ITSの定義の検討
 4. システムアーキテクチャの作成
 5. 普及展開ロードマップの作成
 6. 協調ITSサービスの研究・開発の方向性の検討
 7. システム構成・機能要件の検討
 8. おわりに
付録資料 622KB
奥 付 118KB

全 文 5,433KB