研究成果概要


国総研資料 第 827 号

【資 料 名】 鋼道路橋への適用に向けた超高力ボルトを用いた 摩擦接合継手の継手強度に関する研究

【概   要】  高力ボルト摩擦接合継手の小型化を実現することで建設コストの縮減や品質の向上に資することを目的として、超高力ボルトの鋼道路橋への適用が期待されている。本研究では、建築分野で実績があり耐遅れ破壊性能について材料的には大きな課題がないと考えられるS14TおよびF14Tを対象に、鋼道路橋への適用を検証するため、高力ボルト摩擦接合におけるすべり性能に影響を及ぼし得る各要因をパラメータとした標準すべり試験、リラクセーション試験、多列すべり試験、および桁曲げ試験を行った。このとき、すべり試験および多列すべり試験における力学的メカニズムの解明を目的として、FEM解析を行った。さらに、地震災害等の影響によりすべりが生じた後に、再度すべり係数を確保することができる接合面処理の方法について、試験的に検討を行った。

【担当研究室】 橋梁研究室

【執 筆 者】 玉越 隆史,白戸 真大,横井 芳輝,山ア 健次郎,水口 知樹



表紙 78KB
中扉 108KB
目次 76KB
本文  
 1. 序 論 866KB
 2. 道路橋と建築分野における高力ボルト摩擦接合継手に関する基準の比較 374KB
 3. すべり試験 11,821KB
 4. 桁曲げ試験 23,714KB
 5. FEM解析 5,156KB
 6. 総 括 98KB
資料-1 24,912KB
資料-2 1,086KB
資料-3 214KB
奥付 40KB
   
全文 67,183KB