研究成果概要


国総研資料 第 927 号

【資 料 名】 人工リーフ被覆ブロックの波浪安定性能評価のための水理実験
マニュアル

【概   要】  本稿は、人工リーフ被覆ブロックの波浪安定性能を求めるための実験を統一的に実施するために作成された実験手法および結果評価のためのマニュアルである。水理模型実験とブロックの安定数Ns の算定図作成について、標準的な方法を定めている。水理実験結果をもとに変状連鎖の整理を行うこととし、安定数Ns を評価するパラメータとして、従来から考慮している天端水深比R/H に加えて水深波長比h/L も取り入れることを標準とした。なお、本マニュアルは、人工リーフの手引き(第2回改訂版)に記載された技術的補完を示したマニュアルである。

【担当研究室】 海岸研究室

【執 筆 者】 諏訪 義雄,野口 賢二,中村 英輔



表紙 80KB
中扉 79KB
目次 121KB
まえがき 115KB
   
本文
   
第1章 はじめに 2,433KB  
  1.1 目的・背景
  1.2 本マニュアルの被覆ブロック波浪安定性照査法の特徴  
  1.3 適用範囲  
   
第2章 マニュアルの概要 271KB
  2.1 マニュアルの構成
  2.2 安定数(Ns)の評価手順  
   
第3章 水路(実験)断面の設定方法 1,824KB
  3.1 実験縮尺
  3.2 海底勾配  
  3.3 人工リーフ断面  
  3.4 堤脚水深・天端水深  
  3.5 還流施設(戻り流れ)  
   
第4章 人工リーフ模型の設定方法 635KB
  4.1 マウンド材
  4.2 被覆ブロックの配置とクリアランス  
  4.3 ブロック質量の種類  
  4.4 人工リーフ模型製作上の留意点  
   
第5章 波浪条件の設定方法 546KB  
  5.1 不規則波とスペクトル
  5.2 波高と周期  
  5.3 波作用時間(波列の作成方法)  
   
第6章 実験と結果の整理 3,127KB
  6.1 実験波造波試験
  6.2 Ns 値評価実験  
   
参考資料:マニュアル作成の参考とした諸調査 10,228KB
  参考1 人工リーフ被災事例
  参考2 海岸管理者へのヒヤリング  
  参考3 国総研実施矩形ブロック水理模型実験  
   
奥付 32KB  
   
全文 19,389KB