研究成果概要


国総研資料 第 944 号

【資 料 名】 既存の港湾施設の改良における設計上の留意事項に関する検討
〜外郭施設および係留施設を対象として〜

【概   要】  近年,港湾施設については,今後の港湾の発展や効率的な利用に向けて,既存ストックの有効活用による港湾の再編を図ることが求められていることから,既存施設を対象とした構造強化や利用転換などの改良案件が増加している.一方で,既存施設の改良に対する設計の考え方が示された文献は少なく,既存施設の改良設計に関する基本的な考え方の提示が求められている.
 そこで,本検討は外郭施設および係留施設を対象とした改良設計の事例等から,改良の目的,方法および設計上の課題を整理し,改良設計における留意事項についてとりまとめた.また、今後も増加する既存施設対象とした多種多様な改良設計の手掛かりとなるように,本検討で収集した改良設計事例における主な改良方法を示すとともに,課題の整理に用いた設計事例を改良設計事例集としてとりまとめた.

【担当研究室】 港湾施設研究室

【執 筆 者】 高野 向後,宮田 正史,藤井 敦,井山 繁,加藤 絵万,
山路 徹,坂田 憲治



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