研究成果概要


国総研資料 第 953 号

【資 料 名】 コンクリート片落下による第三者被害の予防措置技術の
性能試験法に関する調査検討

【概   要】  道路利用者の安全性向上に向けて、コンクリート片の落下などの第三者被害を予防するための対策が行われている。近年、第三者被害予防を目的とした落下防止対策は多種多様な材料や工法が開発されているが、性能を評価するための方法も併せて整備していくのが良いと考えられる。
 本研究は、橋梁等における過去のコンクリート片等の落下事例や第三者被害予防措置要領に基づく特定点検結果から第三者被害発生の恐れがある損傷の特徴や発生規模について実態を整理し、こ の結果から落下防止対策に求められる性能の構成要素を設定した。設定した構成要素をこれまでに提案されている性能試験方法と比較することで、さらにきめ細かく落下防止対策に求められる性能を確認するための試験項目を抽出し、必要な試験法を提案した。

【担当研究室】 橋梁研究室

【執 筆 者】 星隈 順一,玉越 隆史,白戸 真大,増田 安弘,小原 誠,正木 守



表 紙 130KB
中 扉 169KB
目 次 101KB
   
本 文
   
 第1章  研究の概要 467KB
 第2章  コンクリート片落下の実態調査 3,616KB
 第3章  既存落下防止対策や試験法 757KB
 第4章  落下防止対策の評価試験法の検討 24,103KB
 第5章  まとめ 329KB
   
参考資料 コンクリート片落下防止対策の性能試験法(案) 6,218KB
   
奥 付 77KB
   
全 文 5,902KB