研究成果概要


国総研資料 第 1030 号

【資 料 名】 道路橋等の点検効率化等への計測・非破壊検査技術の 適用性に関する共同研究(V)
− 道路橋狭隘部の外観性状調査機器の 性能評価試験法開発のための基礎研究 −

【概   要】 既設の道路橋には直接、近接目視ができない狭隘部が存在しており、これに対し狭隘部を調査するための様々な調査機器の開発も進んでいる。その一方で、調査機器の性能試験法や試験結果の整理法が確立されていないこと、そもそも道路橋のどのような部位に対して調査機器のニーズがあるのかも整理されていないことから、実橋の点検に先立って調査機器の適用性を十分に把握することが困難である。
また、現地に持ち込んだ調査機器では対象の狭隘部を十分に調査できないことが判明すると実務上大きな障害となることが課題となっている。
そこで、本研究では、まず近接目視点検が困難な狭隘部の構造を類型化した。次に、類型化した狭隘部の構造を模擬した試験体を製作し、いくつかの機器の性能を比較した。以上の結果に基づき、試験体を用いた性能評価試験法が有すべき事項を提案した。 

【担当研究室】 橋梁研究室

【執 筆 者】 国土技術政策総合研究所 他8機関



     
表紙 418KB
中扉 211KB
共同研究参加機関および担当者名簿 366KB
目次 177KB
   
本文
   
1. はじめに 422KB  
2. 道路橋における近接が困難な構造の調査 880KB  
3. 狭隘部の類型化 2,567KB
  3.1 狭隘部の構造の類型化
  3.2 狭隘部の寸法調査  
4. 調査機器の性能評価方法の検討 512KB
  4.1 調査機器の性能評価方法の検討
  4.2 模擬試験体が具備すべき評価項目  
5. 模擬試験体の製作 14,394KB
  5.1 模擬試験体の設計  
  5.2 模擬試験体の製作  
6. 模擬試験体による評価 10,229KB
  6.1 検証実験を実施した調査機器の概要  
  6.2 検証実験結果  
  6.3 調査機器の性能検証実験を実施するにあたっての留意点  
7. おわりに 346KB
   
奥付 418KB  
   
全文 26,790KB