国総研資料 第 1087 号 |
【資 料 名】 | ICT浚渫工の更なる生産性向上に向けた検討 |
【概 要】 | 国土交通省では,平成28年より生産性革命プロジェクトの一環として,調査・測量から設計,施工,
検査,維持管理・更新までのあらゆる建設生産プロセスにおいて抜本的に生産性を向上させる
i-Constructionを推進している. 港湾分野においては,「ICT浚渫工(港湾)」の取り組みを実施しており,平成29年より試行工事 を開始し,現在では国が発注する全国の浚渫工事の多くがICT浚渫工の対象となっている.ICT導入 前に比べ,ナローマルチビーム音響測深機による詳細な海底地形の把握が可能となり,測量成果の品 質は向上したものの,発注者及び海上保安庁への提出資料の作成,測深データ解析等の作業時間,人 工等が効率化されたとは必ずしも言えない. 本検討では,ICT浚渫工における導入初期段階において,抽出された問題点について,実態を把握 し,ICT導入により不要となる資料作成や作業を削減するための検討を行った.これらを踏まえ,ICT 浚渫工の効果的な実施に向け,改善方策の提案を行うものである. |
【担当研究室】 | 港湾施工システム・保全研究室 |
【執 筆 者】 | 村田恵・井山繁・坂田憲治 |
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