国総研資料 第 1102 号 |
【資 料 名】 | 港湾におけるBIM/CIM活用促進に向けた検討 |
【概 要】 | 道路や河川,橋梁等の各分野では,2012 年に橋梁,ダム等の設計業務11 件にCIM が導入された.
その後,試行業務・工事を重ね,2017 年3 月に共通編,土工編,河川編,ダム編,橋梁編,トンネ
ル編から構成されるCIM 導入ガイドライン(案)が策定された.2018 年度には設計業務147 件,工
事65 件と累計630 件のCIM 事業が実施されている.また,CIM 導入ガイドライン(案)は,2018 年
年3 月に機械設備編(素案)の追加,2019 年5 月に下水道編,地すべり編が追加された. 港湾分野においては,2018 年度にCIM 活用試行業務10 件とCIM モデル業務・工事1 件が実施さ れ,2019 年3 月にCIM 導入ガイドライン(案)港湾編が策定されたが,試行業務等を踏まえたガイ ドライン等の検証はなされていない. そこで,本検討は,2018 年度の試行業務とモデル業務・工事で提出されたCIM データを分析する とともにアンケート調査による施工者のニーズを把握し実態を踏まえた検討を行い,CIM モデル作成 の指針となる「CIM モデル作成業務の実施概要」の改定案の作成と,維持管理の観点から必要な属性 情報の項目案を整理し,CIM 導入ガイドライン(案)港湾編の属性項目案を提案し,CIM 活用促進 に向けた検討を行うものである. |
【担当研究室】 | 港湾施工システム・保全研究室 |
【執 筆 者】 | 鈴木達典・井山繁 |
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