研究成果概要

国総研資料 第 1163 号


【資 料 名】 急傾斜地崩壊対策における有限要素法を用いた待ち受け擁壁安定解析手法
【概   要】  本資料は、崩壊土砂の衝撃力が作用した際の、急傾斜地崩壊対策用待ち受け擁壁の安定性を、 有限要素法を用いて評価・検討したものである。文献収集及び現地調査に基づいて得られたパラメータ をセットとし、その相互相関性、設計計算に与える影響度について分析した。その上で、抽出した待ち 受け擁壁損傷事例について再現性が得られる条件を検討した。
【担当研究室】 土砂災害研究室
【執 筆 者】 小嶋 孝徳・中谷 洋明


表 紙

117KB

中 扉

76KB

はじめに

630KB

目 次

784KB

本 文

1.  擁壁の設計に用いられるパラメータに関する文献の収集・整理

3,433KB
  1.1. 擁壁に作用する力について
  1.2. 各パラメータのデータ諸元等
  1.3. 土質性状パラメータの根拠
  1.4. 統計データに基づく適用範囲の確認
  1.5. 感度分析によるパラメータの影響度および影響範囲の評価
 

2.  パラメータ検証のためのサンプル調査

2,125KB
  2.1. 調査地概要
  2.2. 流動化しやすさの評価
  2.3. 概略流動化指数と流体抵抗係数
  2.4. 流体抵抗係数の検証結果の整理
 

3.  有限要素法による地盤変形解析

2,911KB
  3.1. 有限要素法解析検討の目的
  3.2. 転倒判定基準の検討
  3.3. 転倒事例の再現解析
  3.4. 擁壁形状の影響程度検討
 

4.  擁壁安定性評価のためのパラメータの影響度の検証

2,244KB
  4.1. 衝撃力緩和係数αに内包される要素について
  4.2. 擁壁設計時における安定性評価手法の選定フロー体系の整理
 

5.  検討結果

744KB
 

奥 付

49KB
 

全 文

6,438KB