JAMSOOP Ver.1.0.1 と
JAMSOOP Ver.1.1.0 の違いについて




JAMSOOP Ver.1.0.1(2007年11月版) JAMSOOP Ver.1.1.0(2012年12月版)
設定条件データの入力 管内流量、雨天時路面流出量以外はJAMSOOP画面上に直接入力する(エクセル表からのコピー&ペースト可、保存されているケースファイルを直接編集することも可能)。 全てのデータをCSVファイルで入力可能。
入力データファイルの形式 マイクロソフトエクセルで作成したCSVファイルをそのまま入力できず、CSVファイルの各行の末尾にできる余分なカンマの削除が必要。 マイクロソフトエクセルで作成したCSVファイルをそのまま入力可能
降雨データの取り扱い 直接降雨強度データを入力できず、他のソフト等にてあらかじめ計算された雨天時管内流量、雨天時路面流出量等のデータを入力しなければならない。
また、単一の降雨のデータのみ入力可能。
直接、時系列の降雨強度データを入力可能。入力後にJAMSOOPにおいて、修正RRL法により雨天時管内流量及び雨天時路面流出量が自動的に計算される。
また、複数の降雨のデータの入力・一括計算が可能である。
晴天時汚水流量の入力 時系列データの入力が可能。 平均流量のみ入力が可能。
晴天時汚水水質の入力 時系列データの入力が可能。 平均水質のみ入力が可能。
管路ネットワークデータの入力 各管路を番号付けして入力する。 各管路を番号付けして入力することも可能であるが、流域規模が大きい場合は、各管路ではなく、小流域単位の入力が基本となる。
雨水貯留施設の貯留容量の設定 雨水貯留施設の貯留容量の設定ができない。 雨水貯留施設の貯留容量の設定が可能。
終末処理場の設定 設定できない。 設定可能であり、処理場における高級処理、簡易処理、未処理、貯留に関する流量、負荷量が集計計算可能。
計算結果の出力 計算結果を保存したエクセルファイルが自動的に出力される。 計算結果の自動保存機能を有しておらず、別途、計算結果のエクセルファイルへのコピーが必要。また、計算結果のグラフについては、マイクロソフトワード等のスクリーンショット機能による画像保存が可能。
マンホールに流入する地表面負荷量と管内堆積負荷量の関係 マンホールへ流入する地表面負荷量が、マンホール直下の管路の上流端で管内堆積負荷量に付加される。 マンホールへ流入する地表面負荷量が、マンホール直下の管路の上流端では管内堆積負荷量に付加されず、マンホール直下の管路の下流端(もしくは下流側の接続管路の上流端)で管内由来の流出負荷に合算される。
(マンホール直下の管路では、地表面からの負荷量と管内堆積負荷量はそれぞれ独立している。)