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下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト*
* Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project

令和3年度 下水道革新的技術実証事業の評価結果について

令和2年度に採択された6技術、令和3年度に採択された5技術、令和4年度新規採択技術の候補となる2技術について、学識経験者からなる「下水道革新的技術実証事業評価委員会」に、令和3年度の結果報告及び、今後の研究計画について説明を行い、それに対する評価を受けました。

評価結果を受け、国土技術政策総合研究所上下水道研究部では、令和2年度採択技術の技術導入ガイドラインのとりまとめと令和3年度および4年度採択技術の実証研究を進めていきます。

対象技術は以下のとおりです。

平成30年度採択技術(自主研究)

  1. 維持管理情報のビッグデータ解析による効果的なマネジメントサイクルの確立に関する実証事業(日水コン・積水化学工業・日之出水道機器・下水道管路データバンク・兵庫県・高知県共同研究体)

令和2年度採択技術(実規模実証)

  1. 災害時に応急復旧対応可能な汚水処理技術の実用化に関する実証事業((株)エステム・帝人フロンティア(株)・積水アクアシステム(株)・ (株)日新技術コンサルタント・豊橋技術科学大学・田原市共同研究体)
  2. 中小規模処理場同士の広域化に資する低コスト汚泥減量化技術の実証事業(月島機械(株)・日鉄セメント(株)・高砂熱学工業(株)室蘭工業大学・室蘭市水道部共同研究体)

令和2年度採択技術(実規模実証最終年度)

  1. IoTとAIを活用した効率的予防保全型マンホールポンプ維持管理技術の実証事業(クリアウォーターOSAKA(株)・(株)クボタ・河内長野市・今治市・赤磐市共同研究体)

令和2年度採択技術(FS調査)

  1. 省コスト・省エネ型雨天時対応ハイブリッドMBRに関する調査事業((株)クボタ)
  2. 大孔径膜ろ過と生物処理を併用した雨天時処理システムの開発((一財)造水促進センター・京都大学・北九州市立大学・(株)フソウ・阿波製紙(株)・日本水工設計(株)共同研究体)
  3. 車両型地中レーダ探査装置と空洞判定AIを用いたスクリーニング技術の実用化に向けた調査事業(川 崎地質(株)・地方共同法人日本下水道事業団共同研究体)

令和3年度採択技術(実規模実証)

  1. ICT の活用による下水道施設広域監視制御システム実証事業(日本下水道事業団・東芝インフラシステムズ(株)・(株)日立製作所・三菱電機(株)・(株)明電舎・メタウォーター(株)・倉敷市共同研究体)
  2. AIを活用した下水処理場運転操作の先進的支援技術に関する実証事業((株)明電舎・(株)NJS・広島市・船橋市共同研究体)
  3. AIを用いた分流式下水の雨天時浸入水対策支援技術に関する実証事業(三菱電機(株)・東京大学・公益財団法人愛知水と緑の公社・愛知県共同研究体)
  4. 分流式下水道の雨天時浸入水量予測及び雨天時運転支援技術に関する実証事業(住友重機械エンバイロメント(株)・丹波市共同研究体)

令和3年度採択技術(FS調査)

  1. 下水処理場の効率的維持管理の基盤となるクラウド3 次元GIS データベースの適用可能性調査((株)新日本コンサルタント・(株)日水コン・富山市共同研究体)

令和4年度新規採択技術(実規模実証)

  1. 高効率最初沈殿池による下水エネルギー回収技術に関する実証事業((株)明電舎・大阪市共同研究体)
  2. 省エネ型深槽曝気技術に関する実証事業(前澤工業(株)・日本下水道事業団・埼玉県共同研究体)