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海岸の研究
海岸研究室

海岸研究室 研究テーマ
[5]技術支援

3.海象年表の刊行

(1)海象年表とは?

 国土交通省水管理・国土保全局では昭和31年から海象に関する調査を行っており、現在(2020年12月時点)、風向風速観測所25箇所、波高観測所25箇所、波向観測所21箇所、潮位観測所6箇所において資料を収集しています。昭和54年からは、全国の観測資料を海象年表として毎年とりまとめてきました。

(2)収録データ

 下図は海象観測所で得られたデータの処理過程と、海象年表に収録される観測データ及び図表を示しております。平成7年の観測データからはCD版の海象年表も発刊し、その中に毎正時の有義波高や平均風速等の時系列データをCSV形式(カンマ区切りのテキスト形式)で収録しています。

 CD版海象年表中の図表は、ブラウザにより簡単に閲覧することができます。また、CSV形式の海象データは表計算ソフトにそのまま読み込むことが可能なので、簡単なデータ解析ならパソコン上でも可能です。このような海象年表は、地方整備局や都道府県等の関係機関などに配布されております。

(3)入手方法

 国立国会図書館において閲覧することができます。
  • https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000003545426-00(外部リンク))


  • 海象年表に収録されるデータ・図表


    観測所位置
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