みなさんが普段目にする、国が管理する国道や河川には、全国に約2万台のCCTVカメラ(=監視カメラ)が国土交通省により設置され、維持管理や防災に活用されているのはご存じですか?
社会資本情報基盤研究室では既存のCCTVに対する技術開発に取り組んでいます。
地震時に一定震度以上のCCTVカメラを自動制御し、パノラマ画像を作成する技術開発をしています。周囲の状況を迅速に把握することが可能になり、インフラの復旧や救助・救援がより早期に行えることが期待されます。
詳細はこちら近年多発している、記録的集中豪雨(ゲリラ豪雨)が発生した際、CCTVカメラを活用した新たな水位観測手法を用いることで、越流などの危険の早期把握・避難時間の充分な確保・対策活動の迅速化が期待されます。
詳細はこちら高齢者や身体障害者等の災害時要援護者に向けて災害情報を迅速・確実・的確に伝達する事を目的とし、テレビ・携帯電話・情報家電など複合的に利用し、災害要援護者の障害(視覚・聴覚・障害など)に応じた情報形態による情報伝達を行うための、共通仕様を提案します。
詳細はこちら私たちの生活は様々なインフラストラクチャー(道路・橋梁・ダム・トンネルなど)に支えられています。 しかしながら我が国ではインフラの老朽化や少子高齢化による人材不足が課題となっていることをご存じですか? このような状況においても、みなさんに安心してインフラを利用してもらう対策が必要とされています。 社会資本情報基盤研究室では、就業人口が減少してゆく中においても、公共事業の安全性・品質の向上、コスト縮減といった、生産性を高める手段のひとつとしてDX(Digital Transformation)やBIM/CIM (Building / Construction Infomation Modering / Management)について取り組んでいます。
DXデータセンターは、受発注者が測量・調査・設計・施工・維持管理の事業プロセスや災害対応等で3次元モデル等を円滑に利用するための方法や必要な情報基盤を研究する目的で国総研内に構築された実証研究システムです。 工事・業務等の受発注者にBIMCIMを普及させることを主目的に、実証研究システムである「DXデータセンター」を国総研内に構築し運用を行っています。
詳細はこちらCIMとは、ICT(情報通信技術)を利用して公共事業の業務プロセスにおける各情報の一元化や業務改善による効率向上を図ることで、事業の安全性や品質、コスト縮減を実現する仕組みです。 本研究室では、CIMの検討として、属性を持った3次元モデルによる調査・計画、設計、施工、維持管理等の各フェーズの業務効率化の実現を目指して研究をおこなっています。
詳細はこちら(仮テキスト)CIMとは、ICT(情報通信技術)を利用して公共事業の業務プロセスにおける各情報の一元化や業務改善による効率向上を図ることで、事業の安全性や品質、コスト縮減を実現する仕組みです。本研究室では、CIMの検討として、属性を持った3次元モデルによる調査・計画、設計、施工、維持管理等の各フェーズの業務効率化の実現を目指して研究をおこなっています。
詳細はこちら道路はわたしたちの生活にとって最も身近なインフラではないでしょうか。みなさんに安全で快適な道路を利用してもらうために、様々な道路の維持管理業務が行われています。社会資本情報基盤研究室では、道路の維持管理業務の高度化・効率化に取り組んでいます。
3次元点群データを将来的に道路管理の高度化・効率化に活用することを見据え、3次元点群データを基に作成された道路空間を表現する「道路空間データ」を作成するためのデータの加工・活用手法等を研究しています。点群密度の差異から地物を検出するための技術を中心に研究しています。
詳細はこちら大縮尺道路地図である「道路基盤地図情報」の整備を推進し、道路基盤地図情報を活用した「道路管理支援システム」の構築に取り組んでいます。道路管理支援システムを高機能化することで、道路管理に必要な情報(道路付属物の諸元や巡視結果、メンテナンス履歴など)を一元的に管理・重畳し、多角的視点からの管理業務の見直しや要因分析に活用することを目指しています。
詳細はこちらその他の分野における研究や過去の研究テーマについてご紹介します。